東北電力

概要

 東北地方6県(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)と中部地方1県(新潟県)(以下このページでは「東北7県」と記す)を独占的に事業地域とする電力会社である。 電源周波数は50Hzであるが、新潟県のうち佐渡市全域・糸魚川市(旧青海町)の一部・妙高市(旧妙高村)の一部は60Hzで供給している。 糸魚川市や妙高市の60Hz地域も北陸電力や中部電力の事業地域とすることなく、両社から電力融通を受けて管轄しているほか、湯沢町の一部でも東京電力から電力融通を受けて管轄している。 また、中部電力に対して50Hzでの融通がおこなわれている。

 東京電力、関西電力、中部電力に次いで売上高が大きく、また、東京都より北に本社を置く企業の中では最大の企業である。 そのため、「東北7県」の企業が加盟する東北経済連合会ではリーダーシップを執っている。

沿革

 ・1939年(昭和14年)4月 - 日本発送電株式会社が設立。
 ・1942年(昭和17年)4月 - 国家総動員法と配電統制令により「東北7県」にある全ての
                 電気会社が解散し、東北配電株式会社に統合。
 ・1951年(昭和26年)5月 - 松永安左エ門(電気事業再編成審議会委員長)のGHQへ
                 の説得による、国会決議より効力が強いGHQポツダム政令
                 を元に、東北配電株式会社と日本発送電株式会社管轄の
                 「東北7県」が統合され、東北電力株式会社が設立。
 ・1951年(昭和26年)9月 - 東京証券取引所第一部に上場。
 ・1959年(昭和34年)10月 - 仙台火力発電所(1号機)運転開始。
 ・1961年(昭和36年)10月 - 大阪証券取引所第一部に上場。
 ・1963年(昭和38年) - 新潟火力発電所運転開始。
 ・1977年(昭和52年) - 東新潟火力発電所運転開始。
 ・1984年(昭和59年) - 女川原子力発電所運転開始(東北電力初の原子力発電所)。
 ・2004年(平成16年) - 巻原子力発電所の原子炉設置許可申請を取り下げ。
 ・2005年(平成17年) - 東通原子力発電所運転開始。

首都圏への電力供給

 東北電力と東京電力は、互いに多くの電力融通をおこなっている。これは東北電力管内では冬の電力需要が多く、夏の電力需要に対しては若干の供給の余裕があるという事情がある。 夏季は多くの電力を東京電力に融通し、多額の売電収入を得ている一方、厳冬期は、主に東北電力管内にある東京電力の水力・火力・原子力発電所から電力の融通を受けている。 東北電力と東京電力が、共に50Hzである一方、東京電力に隣接するもう一方の中部電力は60Hzであり、変換所を経由しなければならないことから、東北電力からの供給に比べて融通しにくい。

 東京電力の原子力発電施設が東北電力管内の新潟県柏崎刈羽や福島県浜通り、青森県東通村(東通は建設準備中)にあることから、これらの地域で原子力の広報番組は東京・東北の両社のスポンサーで行われる。両会社は密接な関係にある。

会社情報

  •  
  • 資本金
    売上高

    従業員数

    市場情報

  • 2514億41百万円(2010年3月31日現在)
    単体 1兆5075億円連結 1兆6633億円
    (2010年3月期)
    単体 11,898人連結 23,041人
    (2009年12月31日現在)
    東証一部、大証一部



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